2010年に行われた日本消費者協会の『第9回葬儀についてのアンケート調査』の結果によると、過去3年間に「身内に葬儀のあった人」が葬儀にかけた費用の総額は、全国平均で1,998,861円(最高額:8,100,000円、最低額:200,000円)だそうです(「月刊消費者」2010年10月号)。
一番お金が必要なのは葬儀社への支払い126万円、飲食接待費用が40万円、お布施・心付けが50万円ほどとなります。
葬儀費用については地域によって大きく異なります。四国が全国最低の約150万円に対し、東北地方では約280万円となっています。
葬儀社への支払い126万円は、「通夜・葬儀・告別式の設計、進行、管理」や「祭壇の設営」などこまごました準備や手配などの合計料金です。
ちなみに、この「葬儀費用の平均200万円」という数字は世界中でも飛び抜けて高額なものとなっています。アメリカでは50万円、イギリスは12万円、ドイツは20万円、韓国は37万円となっているそうです。
「お知らせと雑記」カテゴリーアーカイブ
死装束(しにしょうぞく)の豆知識/仏式について
○死後の世界は、この世の日常とはすべて逆という考えがあり、したがって、着物はすべて左前、足袋やわらじも左右逆に履かせるのです。また出棺は玄関からしないなどもこの考えがあるからです。
○「浄土真宗」では冥土への旅を否定しているため、死装束は着せず、白衣や晴れ着を着せます。
ちばアクアラインマラソン
10月19日に開催予定の「ちばアクアラインマラソン」、出走することにしました。残り75日の間で何ができるのか心許ない、というのが正直な気持ち。マラソン好きで知られる作家の村上春樹は、走る理由は一つしかないけれども、走ることをやめる理由はトラック一杯分ある、といって日々のトレーニングを怠らず精進していいます。お酒もやめられす、たばこもやめられない私にとって耳の痛い言葉でありますが、週40kmを目標にがんばることにします。
最初の投稿
そもそもお葬式ってどのようにして行えばいいのだろうか?
葬儀社へ依頼するといっても、どのように頼めばいいのだろうか?
家族の一人に突然の死が訪れたとき、遺族は当然のように悲しみそして狼狽えます。
この「お葬式の準備」はこうした不安を解消したいと始めました。
私の経験や書物から得た知識と情報を項目ごとに整理し、体系的にまとめていきたいと考えています。日本で行われるお葬式の9割は「仏式」といわれますが、仏式といえども宗派は多くあり、その決まり事やマナーはさまざまです。ましてや他の宗教ともなると膨大な情報が必要となります。
したがって、完成形というものはありません、最近のお葬式事情をふまえつつ、一項目づつ更新していくだけです。随時書き加えていくつもりですが、当然私一人では薄っぺらな内容になること必定、つまり閲覧者の方々の意見や情報が不可欠であります。とくに地方の独特の葬り方などは民俗学の書物にも掲載されていない場合が少なくありません。
お葬式に関わるものでありましたら、どんな些細なことでもかまいませんので投稿していただければ幸いでございます。どうかよろしくお願い致します。