ここでは臨終の際、病院または医師・看護師が行なう一般的な措置についてご紹介します。
1)〈医師の死亡判定〉
2)〈末期の水(遺族が担当)〉
「死に水」ともいい、あの世で渇きに苦しまないようにという願いをこめた風習です。
3)〈清拭(せいしょく)・着替え(看護師が担当)〉
遺体の表面をアルコールで消毒し、鼻や口に詰め物をします。その後、家族が準備した衣類に 着替えます。
4)〈死化粧(遺族/看護師が担当)〉
髪をとかし、薄化粧したり、ヒゲを剃ったりなど身なりを整えます。
5)〈遺体の安置(遺族/看護師が担当)〉
病室から移動し、病院の霊安室に安置します。家族はここで故人と語らい大切な時間を過ごし ます。また、ご遺体は自宅や安置所まで搬送しなければなりませんので、専門業者などへ依頼 の連絡をします。